月とキャンプとバウルーと

以前

キャンプで珈琲　コールマン・パルテノンコーヒードリッパー自作

を完成させていたが
色々と、納得がいかない点が多々あったので

色々と試行錯誤をした結果

ほぼ完成と言える域まで達したので
やっと発表に
こぎ着けました。(^-^)






















まずは完成品はこちら


前の記事での改良品です。

これは、1〜3杯用ですね。



次に、
新しいパーツを探し出して
作った1〜2杯用の完成品です。









前の記事では、とにかく

コールマン・パルテノンコーヒードリッパーらしき物を自作
することが目的でしたが、

衝撃的な、味のあまりの変わりように
驚いてしまいました。

これで、コーヒーがあまり好きじゃなかったボクが
本物のコーヒーの味
といっては言い過ぎかもしれませんが
苦みの無い
スッキリとしたコーヒーの味に

目覚めてしまい、
今は毎日ブラックばかり飲んでます！








まるで、緑茶を飲んでるような
スーっと飲める感覚なんですよ。




熱いと判りづらいかもしれませんが
少し飲み頃の温度になると

紙フィルターの方は
口に入れてから全体的に
イガイガ感というか
苦みが走るんですよね。







素人が何を言っとるかと

文句言われそうですが
コーヒーの知識や味にうんちくの無い僕でも
はっきりと判るほどの
美味しさの違いが

確実にあることだけは

確かです。(*^-^*)


　






これで、コールマン・パルテノンコーヒードリッパーの
自作にどっぷりとハマっていきました。(>_<)

Coleman(コールマン)　
パルテノンコーヒードリッパー













いちようこれを目指して自作していたのですが
どうやら、
ボクの作っていたのは
こっちの方が
近かったみたいです。











検索で発見した
ヨッシーパパさんの
美味しいコーヒーを飲もう♪こんなドリッパーもありました

に載ってたこれ！

カリタ　ニューカントリー102







●3~4人用
●ステンレス製
●フタ・シャワーポット・ドリッパー・ポット
●化粧箱（mm）130×130×190
●重さ：700g

商品説明
２〜４人用、ステンレス製なので丈夫です
お湯がシャワー状に落ちるシャワーポットは、フタにもなるので
蒸らし効果が抜群です。ご家庭でもアウトドアでも、本格的なドリップ
コーヒーが楽しめます。
中味は、フタとシャワーポットとドリッパーとポットの４点です









ペーパーフィルターを除いては
ほぼ同じ構造です。(^-^)


しかし、
持ち運ぶのと
お値段では

今回の自作、
かなりの完成度だったのかなと思います。










今回の
コールマン・パルテノンコーヒードリッパー自作

（本当は、カリタ　ニューカントリー102自作ですね。(^-^)）


3分以内で自動的にお湯が（3分以内にドリップするのが美味しいコーヒーの秘訣）
流れ落ちてしまうように

缶の穴の
数や大きさを変えるごとに

味が違ってるのに気づき

どうやったら

お湯をどばっと注ぐだけで
自動的に3分以内でドリップが終わり
一番美味しい状態に
仕上がるか

ということに熱中してしまいなんとか
満足出来る物に仕上がったんじゃないかと思います。(^-^)






色んな材料を組み合わせていたら
2種類になっちゃいましたけどね。











ネーミングは
パルテノンコーヒードリッパーからあやかって

パクッテノン　コーヒードリッパー
にしちゃいます。o(^-^)o






まず1〜2杯分のドリッパー（以降、パクッテノン　コーヒードリッパー1号）
材料は、


ベースとなる一番下の缶は
はごろもフーズから出ている100円の缶詰シリーズ！




これを選んだのは
この缶の高さと、
スチール缶であるが故の底が平らであること



網を入れたときの缶底から網までが
約1センチくらいという
コーヒーをドリップするのに
絶妙な高さ！



底が平らであるがゆえに
適度なスピードでドリップさせることが出来る！









次にドリップに大事な要の茶こし網！



ベースにぴったりと収まる
葉乃園のきゅうす用茶こし58ミリ










そして

お湯をためて適度なスピードで流すカップは
スチール製の190gの缶コーヒーシリーズ
（紅茶でも良いからスチールね！）


これも、
底が平なのでスチールを選びました。

なお、飲み口の所は
缶切りで、綺麗に切り抜いておいて下さいね。






そして、コーヒーカップに乗せるためのスタンドは
この、ホームセンターにある工作用の細い木材で！


以前
トラメジーノかバウルーかで自作した
6枚切りスライサーガイドの余りの

6ミリ×4ミリサイズの細い木材を11,5センチの長さで
使用しました。

しかし、後から考えたら
アイスの食べ終わったあとの棒で十分かな。(^-^)










次に
1〜3杯分のドリッパー（以降、パクッテノン　コーヒードリッパー2号）


材料は、
ベースには

ハンズマンの
ステンレスマグ灰皿（ミラー仕上げ）　百二十円）










次にドリップに大事な要の茶こし網！



葉乃園　急須用　茶こし72ミリ









そして

お湯をためて適度なスピードで流すカップには

280gのココアか紅茶のスチール缶


出来れば、最近流行の一体整形の
プレスした底ではなく

（これは溝に液体がたまってしまうためあまり好ましくない）

小さい缶コーヒーと同じタイプの底が望ましい。


（この、真ん中の底の形(^-^)）




そして、コーヒーカップに乗せるためのスタンドは

ホームセンターにある工作用の細い木材か
アイスの棒2本で！












さて、
ここからは最も大事な穴の加工になります。
まず、ベースの穴は


この穴の配列と数をまねて下さい。


パクッテノン　コーヒードリッパー1号と
パクッテノン　コーヒードリッパー2号

両方こんな感じでいいです。



穴の大きさは


爪楊枝でこのくらい。


ここでの穴は

エメスコの
ラウンドバーの2番

もし穴が開けづらかったら
この手のラウンドでへこみ穴を（貫通しなくてよい）つけて

フィッシャーバータイプの細いバーで
垂直に穴を開ける。

その後
爪楊枝くらいまで
穴を広げていくとよろしいでしょう。



エメスコの699でやると失敗しないです。





ただベースの穴はそんなに神経質にならなくても
だいたいこんな感じ
位でいいです。(^-^)










さて、次は

今回の心臓部である


お湯をどばっと注ぐだけで
自動的に3分でドリップが終わりに
なるようにするための穴開けです。


まずは
パクッテノン　コーヒードリッパー1号のカップの穴から


見てもらうと判るように

中心に一つ
その周りにフチから7ミリのとこに
正三角型が出来るように
3点の穴

つまり合計4つの穴を開けます。

大事なのは
中心の穴が少し大きくなければいけません。



以前のモデルは
アルミ缶だったため
コーヒーの粉の真ん中にお湯が落ちなかったため
少し
コーヒーの抽出が薄めに出来ていたようです。
真ん中に少し大きめの穴を開けることで
改良してからは
以前感じた少し薄い感じが無くなり

いい感じのコーヒーにドリップすることが
出来るようになりました。o(^-^)o







穴の大きさの基準として
真ん中はこのくらい。



これより大きいとお湯が早く流れてしまいますので、
初めは気持ち小さめに穴を開けて
少しずつ広げるやり方が
失敗しないでしょう。








外の3つの穴は


こんな感じで少し小さめです。



これは、
パクッテノン　コーヒードリッパー1号と
パクッテノン　コーヒードリッパー2号共に

真ん中の穴と外側の穴の基準は一緒でいいです。








唯一の違いは
パクッテノン　コーヒードリッパー2号の外側の穴の数が

4カ所と、1カ所多いぐらいです。







こうして開けた穴のおかげで
金属メッシュと重ねて見ると


こんな感じで
この金属メッシュ部分に
コーヒーの豆を挽いた粉を入れると
その上からまんべんなく

お湯が注がれるのが判ります。
しかも、真ん中に少し多めにね。o(^-^)o










穴開けが完成たら一度
カップに、200ccの水を
タイマーで計りながら
試しに流してみて下さい。

2分から2分30秒くらいで
水が落ちきればカップは完成です！














今までは、やかんのお湯を
おそるおそる注いでいたのが

このシステムで
パクッテノン　コーヒードリッパー1号では

カップの一番上から
1センチ下の部分まで
お湯を、一気に注ぐと





あとは勝手に適度のスピードで
注いでくれるんですよ！

手間いらずです。

ちなみに2杯目は200cc分計って継ぎ足さなきゃいけないのが難点かな。





（パクッテノン　コーヒードリッパー2号では
一度に注ぐのが2杯分までが限界です。
あとは継ぎ足しでお願いします。）









まあ、とにかく
コーヒーにこだわる人は
多々いると思いますが、




コーヒードリッパー　自作で検索すると

1　ユニフレームのワイヤーバネットの針金を曲げたやつか、

2　陶器で三角錐のドリッパーを焼いているか

3　水だしコーヒーの手作りシステム

の3つぐらいしか無くて

ペーパーフィルターの味に対する
影響など誰も触れていません。

極まれにネルドリップのことも出てはいますが
そこまでされる方はほとんど
いらっしゃらないのでしょう。






見た目は多少チープ（安っぽい）ではありますが、

味に対する満足感で
十分お釣りがくると思います。(^-^)





あと金属フィルターなので
紙フィルターみたいに使い捨てでなく
エコである。












話長いので要約すると

1　金属フィルターなので使い捨てでなくエコである。

2　お湯をゆっくりかける手間いらず。

3　味もペーパーフィルターと違って良くなる。







どうです、
良いことばかりなので
興味を持った方は
是非作ってみて下さいね。o(^-^)o




ちなみに加工出来ないよって人のために、いちよう実験してみました。


茶こし網を
ドリッパーの上に載せて普通にお湯を注いでみましたが、
結果は


まず注ぐのが難しい
紙と違ってすぐにお湯が下に落ちるので
お湯を少しずつ注ぐのは至難の業です。(>_<)


しかも、味は
水っぽいし粉っぽかったです。(-_-;)


ひさしぶりに、
コーヒーマネット（自作）でも入れてみました。



でもやはり、
紙フィルター独特の苦み、イガイガが
しっかりありました。




結果、この味はパクッテノン　コーヒードリッパーを作ってもらわないと
味わえないみたいです。



制作の金額は
パクッテノン　コーヒードリッパー1号

缶コーヒー（小）スチール缶　　　　　　　　　　　　　59円
はごろもフーズから出ている100円の缶詰シリーズ　　　100円
葉乃園のきゅうす用茶こし58ミリ　　　　　　　　　　　298円
アイスの棒　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　0円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合計　　　　457円


パクッテノン　コーヒードリッパー2号

缶ココア　スチール缶　　　　　　　　　　　　　　　120円
ハンズマンのステンレスマグ灰皿（ミラー仕上げ）　　120円
葉乃園　急須用　茶こし72ミリ　　　　　　　　 　378円
アイスの棒　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　0円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合計　　　　618円





ペーパーフィルターみたいに
買い足さなくても良いから
結構安く出来たと思います。





最後に
大事な注意点！



スチール缶は洗ったあと

1　穴の空いたそこを布巾で水分をちゃんと拭くことと
　
2　金属フィルターをかぶせたまま乾かさない

スチールなので、濡れたままだと錆びますので
それだけ
注意してね。





実際の使用感は
こんな感じで(^-^)











かなり長い記事になってしまいましたが
最後まで読んでくれてありがとうございました。




こういうのが作れるのは判ったけど
肝心な穴を開けるための
道具を持っていないから
この自作なんて無理じゃんと思ったそこのあなた！

あきらめないで下さい。




ボクも紹介しておきながら
誰でも作れないのは
とても残念だと思っていた所

少し良いアイデアが浮かんで来たので
うまくいけば
近日中に

誰でも家にある道具で、簡単に
この

パクッテノン　コーヒードリッパー（本当にこの名前で良いのだろうか？(^^;））

を完成させることが
出来るやり方を
UP出来たらと思っています。


その時までしばしのお待ちを！
















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