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プロフィール
バウルー
バウルー
キャンプは
保育園のママ友さんからの
お誘いから
5人家族で行くようになりました。

初めはついて行くだけだったのですが、
道具を一つ買い足すたびに
のめり込み、
金欠などもあり
いつしか,

キャンプ道具、
自作の道へ

どっぷりとはまり込んでしまいました。

そのうち道具に飽き足らず

キャンプ場で簡単に出来る
パンやポップコーンなども
覚え始め、
家でも作るようになってしまっちゃいました。

キャンプに行くたびに
色んなものを
アップグレード出来たら
もっと人生を楽しめるかなーって思います。
オーナーへメッセージ

2015年04月30日

その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。










そして、ここから目の前に有る小さな石器の説明をして頂きました。






石器に使える石は決まっていて叩いて薄く砕けやすいもので、

当然、その性質の石は産地もものすごく限られて、どこの物かわかるとのことでした。












硯川遺跡で発掘された

石の種類は

黒曜石、安山岩、チャート、水晶です。



その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。


その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。

その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。


その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。


その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。






ここで発見された黒曜石は、

佐賀県産と

佐賀県腰岳産黒曜石


熊本の阿蘇産の物が有りますが、

佐賀県産の物は綺麗な漆黒のガラスのようで有るのに対し

その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。

その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。


熊本の阿蘇産の物は、黒い中にちらほらざらざらした白っぽい不純物が混ざっていました。
(こちらは写真撮り忘れました。(^-^; )




断面も本当に薄くてナイフのようで刃先に触るとすぐに指を切ってしまいそうなくらい

鋭い物でした。


その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。






安山岩は確か長崎産の石だそうです。
(うろ覚えなので間違っていたらゴメンナサイ。)










ここで、係の方が石斧に付いて説明されました。


その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。



やっと、石器らしい形の物が見れましたが、

それでも長さ4センチくらいと小さかったです。




石器と言うのは、ただ破片になってるだけの物とは違うとのことでした。

要はどこかに、人の手で加工した痕跡が有って初めて石器として認められるそうです。





ここに有る石斧を手に取りまず片側を触らせてもらいました。


とにかくざらざらで、石が割れた断面そのままの触感でした。











次に、その反対側を触らせてもらうと・・・・・・・・





・・・・・・!!!











何と!ツルッツルで何かで磨いた様な


明らかに、人の手で加工された物でした。










この時、 旧石器時代

今から約3万年から3万5千年前の人の

生きていた証を実感出来て、




この瞬間、魂が抜けたと言うか、タイムスリップして時空を飛び越えたと言うか

何か言葉に出来ない軽い感動と言う物を実感していました。



この感覚は

阿蘇野白水鉱泉そばにあった廃墟 幻のじろそ村キャンプ場


ここを発見した時の感覚に少し似てました。













考古学は小学2〜3年生の頃に親から買ってもらった

メソポタミヤ文明の発掘の本を、長い間所持していたことも有って、

多分、普通の人よりも興味は有る方だったのですが、


このとき、少し昔の血が騒ぎ出したのかもしれません。








他の石の説明も、その後、してもらっていたのですが

このことが有った為か後のことは

あまり良く覚えてませんでした。






そして、一通り説明をして頂いた頃くらいに


僕の中である疑問が浮かびました。


















● 石器作りと言っても、どんどん割って加工したら小さくなる材料を

ここで消費していると言うことは、よほどの大きさの原石を、もしくは

有る程度の数の原石を所持していたはず。

と言うことは、少人数では荷物を運ぶのは不可能なのでは?




それでは、どのくらいの集団で移動していたのだろうか?





相当な人数で集団で移動していたのでは。











● 阿蘇やら、佐賀やら長崎やらと


産地の違う石材をこの場所だけでこんなに発見されたってことは


どうやってその石を集めることができたのか?







3万年も前に道もないだろう時代にどうやって佐賀や長崎など、ここ熊本から

今ただ歩くだけでも大変な距離をあの時代の地形で大地のジャングルみたいな所を

移動して、どう情報収集をして石材を手に入れたのか?





ここに残っている情報で、太古の昔に行われたであろうことに

思いを馳せると、軽く興奮を禁じ得ませんでした。

















そして、係の人にこの疑問をぶつけてみました。



すると、まず


どのくらいの集団で移動していたかに付いては


多分この石器の加工をしていた集団は一家族、一親族程度という驚きの少ない集団と言う答えが返ってきました。







そんなに少ない人数で移動していたのなら


この貴重な石器のもとの石を運ぶのは並大抵のことではなかったのではないでしょうか。






もしかしたら、石を運ぶ為のバッグみたいな物も

すでに作ることが出来る知恵も備えていたんでしょう。



その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。





それなりに大きい固まり、もしくは多数の石を持って歩かないと

あっという間に亡くなってしまいますもんね。


石が無くなった後、また石材を取りに行くのも相当大変だろうし・・・。












石材集めについては、自分たちの集団だけで


佐賀や、長崎、阿蘇に行った訳ではなく、

当時の人の情報網が有り

そこから、必要な物を物々交換したりして

手に入れたってのが現実味が有る話らしかったです。








まあ物々交換などで取引出来てればそこまで長距離移動しなくても

お互いに楽に必要な物を手に入れることが出来るので現実的なんでしょう。。













でも、石器の元石や、それらの情報交換出来るってことは


その当時の人口はこの九州でどれくらいの人が居たんでしょうか?






この人口の話になった時、係の方が

誤解を与えたくないので他言はよして頂きたいがと

かなり遠慮がちに前置きした上で

有る仮説を話してくださいました。












3万年も前の、石器しか残ってない時代の人口なんて手がかりが少な過ぎて調べようもないことでは有りますが

ある方が、有る程度の仮説の上で計算された所によると。


この九州で多分1000人以下だったのでないかと言うお話でした。
(本当は、もっと細かく聞きましたがあくまで仮説なのでそこは伏せておきます。)




それと話してくれた方への迷惑にはなりたく有りませんが、

考古学に興味を持つ一端にでもなればと思い紹介した次第です。










想像してみてください。この九州に1000人もいない人類が


石器に使える数少ない原石の情報や

それらを、加工出来る知恵を持った人々が


僅か1000人以下で九州全土でたくましく生活していたなんて

すごいことだと思いませんか!



当時はまだ、火を扱えなかったので、食料は基本消化の悪い生食だったはず。

しかも、狩猟出の食料調達など

当然栄養状態も厳しいだろうに移動距離といい何とたくましいのでしょう。











しかしあくまで、検証も出来てない仮説の話なので

あくまでここだけの話と、


考古学に興味を持たせるきっかけ程度のことだとスルーしといてください。







係の方、誤解を恐れず興味を持てる話をして頂いて

本当にどうもありがとうございました。






少なくとも、僕はこの話を聞いてる時が

一番、当時のことを具体的に想像出来て興奮して聞いてました!


























そして余談では有りますが、

この石器の話を書こうと参考になるHPを探していて


面白い話を見つけました。






実は世界の最先端だった旧石器時代の日本列島



かいつまんで説明すると、






日本人は、石器を遠い原産地まで採りに行った痕跡が3万8000年前ぐらい前にあり

これは、世界最古の記録だそうです。




3万年以上前の遺跡で旧石器時代の落とし穴を作っていたそうです。

旧石器時代の落とし穴って、日本にしかなく世界で最古のわな猟の証拠だそうです。






後こういうことも・・・・

「──長野県あたりでよく出てくる、砥石ですとか、刃の先を磨いた石斧(せきふ)があるんですが、
こういう磨製の技術って、新石器時代になってから世界各地に普及するんです。
日本のものは、オーストラリアと並んで世界最古級なんですね。日本で発明されたのか、
大陸にもともと起源があるのか、まだわからないんですけど、この遺跡で出たものを見ると、
もうバリバリ研いでますからね」



詳しくは、上記のHPをごらん下さい。

とても面白かったですよ。












日本人はすでに、旧石器時代から

知恵や知識に長けて工夫したりすることなど

世界の中でも元々特異な民族だったのかも知れません。










何か、日本人の子孫として

とても誇らしく思えます。









しかし、4月19日たった1回だけの説明会に

偶然では有りますが


たまたまよることが出来、


こんな刺激的な体験が出来たなんてとてもラッキーでした。






発掘現場から車へ戻るとき

とてもうきうきした気分で足取りも軽かったです。




その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。







そして車にたどり着くと

石器に全く興味を示さず、車の中でDVDを見ていた




娘に、考古学の話をとても熱く語ったのですが・・・・・・




















・・・・・・・・・・・・・・・・・。





















ふーん・・・・・。











の一言でした。(T-T)











やっぱ、こういう話は、現場で現物見ながら

専門家に説明してもらわないと


伝わらない・・・・・・・無念。(´-ω-`)
















いいモーンだ!



僕には貴重な、有意義な時間だったんだから。♪(o⌒∇⌒)σ2



硯川遺跡群の所在地






せっかくの貴重な遺跡。

興味の有る方は機会があれば一度見に行かれたらいいと思います。


問い合わせは多分、市の方では?

見学会がまた有るかは判りませんが・・・。
























注意
   出来るだけ間違えがないように調べて書いたつもりではありますが、
   聞いたことを精確に伝えきれていないかもしれません。
   もし、どこか間違えに気づかれた方は指摘してください。
   出来るだけ直したいと思います。
   私のつたないブログでは有りますが、少しでも多くの方が考古学に興味を持ってもらえれば幸いです。





































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この記事へのコメント
こんばんわー
お久しぶりでーす。

考古学いいですね〜。
昔小学校の頃、漫画日本の歴史を買ってもらいましたが、1巻の縄文時代が大好きでした(笑)あと、戦国時代w
この前何かのクイズ番組で、人類が誕生してからほとんどが、縄文時代ということを聞いて軽くショックを受けました。
そう考えると、バウルーさんの記事の感慨深さがわかる気がします。
それほど前の人類の痕跡を触れる機会ってないんで、子供さんの記憶の片隅に残ってると思いますよ。
Posted by まさっちまさっち at 2015年04月30日 22:51
お久しぶりですまさっちさん。

そのクイズ番組見ました。あばれるくんが出てた奴ですよね。

僕もそれを見た後だっただけに、なおさら感慨深い物が有りました。
しかし娘には、DVDの記憶しか、残ってなかったのが
少し、寂しく感じる48歳の春でした・・・・・。(^-^;
Posted by バウルーバウルー at 2015年05月01日 18:52
 
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その2 大発見 硯川遺跡群の発掘調査、現地見学会に行って来た。
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