月とキャンプとバウルーと

昨日、GLOBAL (グローバル)から




お届け物がありました。

















GLOBAL (グローバル)の包丁が折れた件で







先週の金曜日に

メーカーのユーザーサポートに連絡してみました。




リンゴを切っていたら刃が折れたことを説明すると



とにかく、ご迷惑をかけてすみませんでしたということと

調査したいので

折れた包丁を送ってほしいと いうことだった。








そして、月曜日の正午に
メーカーから電話がかかってきました。


対応はやっ！






折れた包丁を
こちらで拝見させていただきましたが、

一部内部にサビのあとが見受けられました。









多分、小さい傷から内部のほうへサビが広がっており
それが原因となり
今回折れたものと思われます。



とおっしゃってました。

















あー、確かに

折れた断面に

さびらしきものが

見えてました。


こちらね














もしやと思ったんですが、サビでしたか。

と僕が返事をすると、思いもかけないことを聞かれたのです。















食器洗浄器はご使用になられてますか？






え？







あ・ああ
使ってます。








予想外の質問に多少戸惑いながらも返事をすると、

実はステンレスと食器洗浄器との

相性があまりよくないとの説明を丁寧に話してくださいました。
























ステンレスがサビない仕組みは



ステンレスは、鉄ークロムーニッケルの合金でその比率は74：18：8です。

ステンレスの表面はこの三金属から出来た酸化物の薄い膜で覆われて、内部の鉄がさびから守られている。






ステンレス自体が常に酸化物の薄い膜でコーティングされていることで

鉄のようなボロボロのさびだらけになることを
防いでいるのですが、




食器洗浄器に使う洗浄材にその酸化膜のコーティングを除く作用があり、




その上、食器洗浄器の中の食材のカスなどが

その包丁にはりつき

そのまま熱風で乾燥することで
ステンレスの包丁にとって最悪の環境になってしまうとのことでした。
























しかし、使ってたペティナイフ、

ヒビとかは一見、無かったんですけど

あの断面を見ると、小さな穴か何かから

サビが内部に広がっていたのでしょう。














ひと通り説明が終ったあとで






今後の商品のためにも、もしよろしかったら

研究の貴重なサンプルとして、引き取らせていただけませんか？
そのかわり、同じ商品を送らせていただきたいのですが。














ここまで言われると
ノーと言う理由が見つかりません。





当然提案を受け入れさせてもらいました。

しかし、同じ商品を買い直ししなくてよかった。

これで、三徳包丁とペティナイフの使い勝手も判るしね。




そして、三徳とペティナイフの
グリップの違いを

教えてもらいました。






元々GLOBAL (グローバル)は

海外用の包丁を輸出してたので洋包丁しか作って無かったようです。






しかし、GLOBAL (グローバル)の包丁の評判がかなり良かったため、

色々なオーダーをもらうことになり、

その中に、日本の
三徳包丁も作ってほしいとの要望も

けっこうあったらしく、結果商品化となったとのことでした。



商品の型番が

ペティーナイフ 刃渡り13ｃｍ はGS-3

三徳(小) 刃渡り13ｃｍは GS-35と


ペティーナイフの型番が若いのは

そのぶん、早く作られた商品だと言う事でした。





つまり、ペティーナイフ刃渡り13ｃｍに比べて



GLOBAL ペティーナイフ 刃渡り13ｃｍ GS-3








三徳(小) 刃渡り13ｃｍはだいぶんあとに作られた商品という事ですね。



GLOBAL 三徳(小) 刃渡り13ｃｍ GS-35

グローバル包丁(GLOBAL) GS-35 三徳(小) 13cm【楽ギフ_包装選択】【楽ギフ_のし宛書】 価格：6,300円（税込、送料別）

ここで、グリップのところの形状の違いを聞いたところ

日本の三徳包丁は刃のつけ根が直角になっていてそこでジャガ芋の芽をとったりするとのことでした。























グローバルのカタログを見てみても、

刃のつけ根が直角で、ジャガイモの芽などを取れるような用途の包丁は

三徳包丁意外、見当たりませんもんね。


















牛刀は、つけ根が直角ですが、用途が違いますし、

文化包丁や出刃はペティーナイフ見たいに角度が緩やかです。

スライサーに至っては、つけ根が鋭角な物もあれば

角度が緩やかな物もあります。








そんな便利な機能があるとは知らなかった。

これも、日本の先人の知恵と言う事でしょうか。






























という事で、丁寧なお詫びの手紙と



代わりのペティーナイフ

そして、包丁のカタログに載ってなかった

GLOBAL (グローバル) のスプーンと











菓子折りまでをいただきました。(*^-^*)























高い包丁ではありましたが、

そのブランドに違わぬ丁寧な対応に

十分満足しております。
















しかし、このGLOBAL (グローバル) 製のスプーン


普通のスプーンと違ってかっちりしてました。









普通のステンレスは18-8がほとんどだと思うのですが


GLOBAL (グローバル) は18-10　だそうです。








厚みも厚いのでかなり硬いです。







いわゆるスプーン曲げは


これでやるのを基準にしてもらいたいくらいです。(*^-^*)










まあ、なんにしても

これでうちは


13センチのGLOBAL (グローバル) の包丁

2つになっちゃいました。








僕は、やっぱり

ほとんどペティーナイフしか使わないだろうな。
（手がでかいから。(^-^;　）















































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